グリーン購入とは?
商品やサービスを購入する際に必要性をよく考え、価格や品質だけでなく、環境への負荷ができるだけ小さいものを優先的に購入することです。
どのような企業や行政機関でも、何らかの製品やサービスを購入して事業や施策を進めています。その購入に当たって、価格や品質などに加えて、環境への負荷ができるだけ少ないものを優先的に選択するのが「グリーン購入」です。グリーン購入は、誰でも身近に、今すぐ取り組める地球環境保全の取組なのです。
グリーン購入が普及すれば、環境配慮型製品のマーケットが広がり、企業に環境負荷の少ない製品開発を促すことになります。特に、行政機関や企業などの大口の購入者が率先してグリーン購入を進め、初期需要を創出すれば、グリーンな製品の価格を下げることになり、普及しやすくなります。
グリーン購入のポイント
1.購入する前にまず必要性を十分に考えましょう
現在持っている製品の修理やリフォームのほか、レンタルなどを考えましょう。
また、購入する場合は必要な分だけ購入するようにしましょう。
2.資源採取から廃棄までの製品の環境負荷を考慮して購入しましょう
製品について次の事項を考慮して購入しましょう。
- 環境や人の健康に影響を与えるような物質の使用や排出が削減されていること
- 資源やエネルギーの消費が少ないこと
- 森林などの再生可能な天然資源は持続できるように利用していること
- 長期間使用できること ・ 再使用(リユース)できること
- リサイクルができること
- リサイクルされたものであること
- 捨てられるときに適正に処理
- 処分できること
3.環境の負荷の低減に努めている企業から製品を購入しましょう
次の事項に取り組んでいる企業の製品を購入しましょう。
- 組織的に環境改善に取り組んでいること
- 省資源、省エネ、グリーン購入、廃棄物の削減などに取り組んでいること
- 環境情報を公開していること
4.環境情報を入手、活用して製品を購入しましょう
製品についているエコマークなどの環境ラベルや企業が出している製品カタログやインターネットの環境情報を参考に購入しましょう。